中井美創の代表である「中井賢治」の「塗装業に進んでいった考え」や「独立するまでに至った想い」、そして現在から未来にかけての会社像をインタビュー形式でご紹介します。

代表取締役 中井賢治

皆さんお若いですが平均年齢を教えてください

平均年齢は24.25歳です。

そのメンバーはどうやって集まってきたのでしょうか?

一緒に仕事をして「けんじくんのところに行きたいです」って言われて。
もともと取引先だったりとか、番頭は中学校からの後輩ですね。

では、この業界に入られてから人の元で働くという道も考えられたかと思いますが、何故独立をされたのですか?

人の下で働いて上までいったとしても、色を決める・話をする・塗るところまでしか出来ないと思ったからです。塗装屋なので。
今の自分のような立場になると、塗料のすねからきんぐから、足場、塗装、防水、シーリングまで全部関っていけるわけじゃないですか。
そこまで関って仕事をした時の達成感、最後に言われる「ありがとう」の重さは(人の下で働いている時と)全然違いますね。

独立をした理由を聞きましたが、この業界に入った理由はありますか?

現場がよかったからですかね。
「この業界でやっていこう」と考えを固めるまでに、塗装、足場、防水、土木、下水など色んな仕事をやりました。他には電車の工事だったり、線路の工事だったりと全部やったんですけど、なんというか直接的に人と関われるところが良かったんですかね。
塗装以外のものは基本的に物に対しての仕事ですからね。
足場の現場でも人と関わることはあるんですけど、やっぱり一日で組んで一日でばらしてしまうので、塗装と違って人との距離をの近さを感じない。
塗装は家の印象を決める一番のものでもありますし、後々残るものでもありますから。

では、中井社長が思い描く「会社の未来」や「理想の将来」はありますか?

もっと人を増やして、もっとお客さんとかかわる機会を増やしていきたいです。

ではこの先も塗装一本でってことですか?

そうですね。「みんなで集まれるような居酒屋をやろう」っていうのは思っていますけど(笑)

これから中井美創に入社される方としてはどんな方があっていると思いますか?

「ここはこうやる」「こうしていく時は僕の言う通りに」って、仕事をやっていく中で、何故こうなるのかって事に辿り着くまでに、自分なりのやり方を見つけ出していって欲しいです。

新しく入ってくる人にも、どんどん仕事を任せていくっていうスタンスです。

自分で「仕事をやってるぞ」っていう感覚になってほしい。僕が最終にフォローするとしても、その現場の責任はその人にあるわけじゃないですか。

塗装業の楽しいと感じるのはどんなところですか?

さっきの話にあったように、やっぱり塗り終わってお客さんと一緒に完成した姿を見る時ですかね。足場を崩して家が姿を現した時、「うわー!変わったね!」ってお客さんから言われた瞬間が気持ちいいですね。

逆に大変だったりつらいなってことはありますか?

仕事だから常に大変ですね。
臭いし汚くなるし、仕事の最中は常につらいです。
でも、本当に仕事を終わらせたときの達成感のために頑張ってます。

先ほどのお話では、従業員の皆さんがうまく連携されているなと感じましたが、社長ご自身がスタッフの方と接する時に気を付けていることはありますか?

スタッフのプライベートに口を出さないことですね。
後はスタッフを笑わせようとしたり、ずっと喋ったりしていますね。

お客様と接するときに気を付けていることはありますか?

大きい声で挨拶ですね。
若い会社なので、どこに行っても「若い集団だから」って絶対に言われます。だけど、それをそのままにしておかないで、「安心感を与えられるように大きい声で挨拶を!」とずっと言ってますね。
今でもスタッフの挨拶の声が小さいと怒りますね。

最後に社長の好きな言葉をお聞かせください

「恒産なきものに恒心なし」です。やはり僕たちは職人なので、自分の腕でお客さんに喜んでもらい、その対価を得て、僕たちの生活も安定していく。従業員にもそれを感じながら仕事をしてもらいたいです。